自分でできる口内炎予防

口内炎を予防するには、口内炎の原因になることを防ぐ必要があります。口内炎の原因には、ビタミン不足、体力低下、誤って噛むなどの事故、口の中が不衛生などがあげられます。ビタミン不足を防ぐために、ビタミンを摂取することはもちろんですが、バランスの取れた食事を摂ることも大切です。ビタミンは、野菜や果物に多く含まれています。特に緑黄色野菜を積極的に摂るように心がけましょう。ビタミン剤などの、医薬品やサプリメントを使用するのも良いでしょう。

 

体力の低下は、仕事による疲労やストレス、睡眠不足などにより起こります。特にストレスは、口内炎だけでなく、いろいろな病気の要因になります。ストレスをためることで、免疫力に影響を及ぼし、不眠になる場合もあります。なかなか、ストレスゼロの生活を送ることは困難ですが、定期的にストレスを発散させることが大切です。また、夜更かしは避け、規則正しい生活を送るように気をつけましょう。

 

口の中に傷を作ってしまうと、そこから口内炎になることは、よくあることです。入れ歯や矯正器具の不具合や虫歯で歯に鋭い部分があるなどで、口の中を傷つけてしまう恐れがある場合は、原因を改善する必要があります。入れ歯や矯正器具は、調整してもらったり、虫歯はきちんと治療しましょう。また、歯ブラシで傷をつけてしまう場合もありますので、正しいブラッシングを身につけましょう。口の中は、普段から雑菌がたくさんいます。普段から口の中を清潔に保つことは、口内炎の予防になります。食後は必ず歯磨きをし、イソジンなどの殺菌剤でのうがいが効果的です。また、唾液の分泌量が少ないと、口の中が乾きやすくなり、口内炎になりやすいといわれていますので、水やお茶をこまめに摂り、口の中を潤したり、唾液分泌増進の口や舌の体操をするなどの対処をしましょう。

 

また、これらの他にも、タバコやアルコールなど、口の中に刺激を与えますので、口内炎が出ている間は避けましょう。口内炎は、一度なってしまうと、治療や体質によって個人差はありますが、辛い時期があるのは確実です。口内炎にならないようするために、予防を心がけることは大切です。