口内炎とビタミン・ミネラル・必須アミノ酸

肝臓の全体からみて約80%は壁(膜)で仕切られている部屋の構造となっています。人間の免疫力や抵抗力などを生み出すための中心となる臓器は肝臓です。その恒常性の維持に関係している物質は糖や脂肪、ミネラル、ビタミン、必須アミノ酸などです。このような物質が利用されています。食物からバランスよく摂取されるアミノ酸は受け皿である細胞できちんと受け止められます。

 

次にコンビナートである肝臓のアミノ酸貯蔵タンクに保管され、必要に応じて利用されることになります。そして合成と再利用を繰り返していきます。肝臓で貯蔵された必須アミノ酸は、完全必須アミノ酸と呼ばれている9種類なのですが、これらのアミノ酸は体内で造ることのできないものです。また基本的に造ることができないアミノ酸です。

 

口内炎ができ易いという方で原因不明の口内炎がおこった場合は、必須アミノ酸の吸収と安定的な貯蔵に関係して引き起こる症状が多いので、ただ単にタンパク質の摂取量だけでなく吸収と貯蔵というような機能的な問題についても指摘されています。必須アミノ酸を効率よく活用するには、まずアミノ酸流失を防止しあmす。そして、その対策として貯蔵タンクの壁(膜)強化したり吸収と貯蔵量の安定をはかっていきます。